blog自宅や空き家の価値が気になる方必見！不動産価格を調べる方法とは？
最近、「マンション価格が上昇傾向にある」とニュースになっているため、不動産の価値について気になっている方も多いのではないでしょうか？そもそも不動産価格はどのように決まるのでしょうか。今回は、不動産価格や不動産会社にその価格を調べてもらう方法について、わかりやすくご紹介します。
そもそも不動産価格はどうやって決まるの？
基本的に不動産価格は所有者が自由に決められますが、買主の合意を得られる価格でなければ売買は成立しません。そして、次のような内容が不動産価格に影響を与えます。
不動産価格に影響する内容
- ●交通利便性（駅やバス停から近いなど交通アクセスが良い）
●生活利便性（スーパー、病院、学校などが近くにある）
●建物の条件（間取り、部屋数、デザイン性、住宅設備、耐震性、築年数など）
●不動産市場の需要（不動産市場での需要と供給のバランス）
知っておくべき！不動産価格の種類
一言で不動産価格といっても、それぞれの目的や基準で評価された価格があります。実際に売れる価格は、その評価された価格に基づいて算出されます。さっそく、不動産価格の種類について確認しておきましょう。
実勢価格
不動産市場で実際に売買された価格です。地域の人気度や景気などに左右されます。
地価公示価格
国土交通省が公表する価格です。毎年1月1日時点の土地価格を評価し、3月に公表します。
基準価格
都道府県が公表する価格です。毎年7月1日時点の土地価格を評価し、9月に公表します。
固定資産税評価額
各自治体が公表する固定資産税の基準となる価格です。自宅の固定資産税評価額を知りたい方は、毎年送られてくる納税通知書の「課税明細書」を確認しましょう。
自分で不動産価格を調べる
どのように不動産価格を調べたら良いのか、手探り状態の方も多いでしょう。まずは予備知識が必要です。ご自身で不動産価格を確認するところからスタートしましょう。ただし、どの不動産価格も、実際に売れる価格とは異なり、あくまでも目安となります。
調べ方1、インターネットの一括査定を利用する
インターネットの一括査定を利用すると良いでしょう。大手の不動産サイトを見ると、無料の一括査定サービスが提供されています。物件情報を入力するだけで不動産価格がわかるため簡単です。
調べ方2、チラシ・看板・インターネットから似ている物件を探す
自宅周辺のエリアに、他の売り出し物件がないのか確認しましょう。そして、チラシ・看板・インターネットなどで似たような物件を探し、おおよその不動産価格を確認します。
調べ方3、不動産情報ライブラリからの算出
不動産情報ライブラリ（旧「土地総合情報システム」）とは、国土交通省のサイトです。日本全国で実際に行われた不動産情報が掲載されています。こちらのサイトは、明確に場所を特定できませんが、地域や物件などを選択するとおおよその坪単価がわかるようなシステムになっています。
不動産会社に依頼して不動産価格を調べる
ご自身でおおよその不動産価格が理解できたら、不動産会社に依頼するのがおすすめです。まずは、インターネットを活用して複数の会社に簡易査定を依頼し、さらに数社に絞り込み訪問査定を依頼します。訪問査定は、実際の物件の状況や周辺環境なども考慮して価格を算出してもらうためです。
なお、「査定額が高い=良い不動産会社」とは決めつけないようにしましょう。高い価格を付けるのは、単純に契約を成立させたいだけかもしれません。査定を通して、不動産会社の良しあしを見極めるのも大切です。
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